AgriArt「我が家の田植え」07:不耕起自然農法でのお米づくり

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◎田植えの準備

(1)我が家では、田んぼに伸びた草を、田植えの一週間ほど前に、草刈り機で刈り取ります。
本来は、刈らずに踏みながら倒しながら、田植えをする方が良いのですが、作業が繁雑でやりにくいので、ここは刈り取ってやっています。
草を刈り取ると、刈り取った草は堆肥化しやすくなります。
踏みながら刈り取らないで行うと、堆肥化が遅くなります。
草が遅く長く堆肥化するようにすることによって、養分を長く保つことになるのです。

(2)田植えの数日前に水を入れる田に水を入れることによって、不耕起の土が少し軟らかくなります。
水は、ごらんのように土を被う程度にします。

(3)田植えの植える順番と位置を決めます最初に田植えを行う場所、順番に移動する位置、最後に植える場所を決めておきます。
苗運びを繰り返しますので、合理的な作業動線(作業をする行動の軌跡)を想定しておくわけです。

(4)田植えの方向を決める糸を張る糸巻きに、たこ糸を巻いておいて、田植えを行う一辺に糸を張っておきます。
その糸に沿って植えれば、まっすぐに綺麗に植えることが出来ます。

(5)田植え定規を用意する写真のように、田植え定規を用意しておきます。
我が家の田植え定規は、ヨコ幅40センチ間隔で、タテ幅は25センチ間隔で植えています。
ちなみに、一般の慣行農の田植機では、タテ、ヨコ幅約20センチと蜜に植えています。
自然農の場合、肥料や除草剤も蒔かないので、その分余裕をもって広く植えます。
幅40センチで植えると、田んぼの草取りなどの時、稲を痛めずに田んぼに入れる適度な幅なのです。

◎田植え

(1)植える純、糸に沿って、田植え定規を当てて、竹串で穴を開けて、野菜の苗を植えるように、稲の苗を一本ずつ植えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

(2)田植え定規の幅を植え終わると、下がって田植え定規を、植えた苗に合わせて、竹串で植えていきます。
あとは、順番に植えていきます。

横に植えた本数と、縦に植えた本数を掛け合わせて、植えた苗を覚えておきます。
来年からの苗作りの数の目安が分かります。
また、収穫したお米の出来具合も分かります。
ちなみに、この田んぼで約3000本植えました。
出来高予想は、一本の苗で一株。軽くお茶碗一杯です。
お茶碗3000杯と言いたいところですが、出来が悪い苗もありますから、2000杯以上と控えめに予想しています。
2000/365日=約一日6杯です。
夫婦2日と、たまに来る友人や子供などで、一年間のお米は、足りています。

(3)苗は、100程余分に残しておきます。
田んぼの水が枯れにくい場所に立てて付けておきます。
何らかの理由で植えた苗が枯れたり、差し替えた方が良い場合の予備として、置いておくのです。

(4)水入れ田植えが終わると、田に水入れします。
最初の2週間ほどは、少なめに入れます。
根が活着していないので、深く水を入れると根が浮いてしまったり、葉が光合成できなかったりと・・・少し生育するまで、水は少なめにします。
ただ、あまり長く少なめにすると、水が無くなったりして雑草がはびこる原因となります。
最初の一ヶ月間は、水の管理は慎重におこないます。

一年で一度の田植えは、大きなイベントです。
腰も痛くて疲れますので何日間に分けて行います。無理しないでマイペースです。
自然は充分待ってくれます。