(2)森の村、サガダ(SAGADA)の小学校 in フィリピン

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エコ・アートフェスティバル in フィリピン 2012.11.24・25


11月17日に日本を出て、3日目の夕方にやっと目的地のひとつ「サガダ」(SAGADA)にたどり着きました。
フィリピン最長のチコ川の源流部のそばにあるサガダは、標高1,500mほどの静かな山村です。
バギオからバスで7時間の山岳移動は、ホント疲れました。

◎花を見かけない亜熱帯の山野

到着するまでに感じたのですが、マニラから、バギオ、そしてサガダまでの道程で「草木の花」をあまり見ることが出来ませんでした。
いつもミツバチの存在を気にしていることもあり、草木の花にはすぐに目がいくのですが、亜熱帯でありながら野山に花が少なかったのは以外でした。
道路脇の家々の庭にも、花を見かけることが少ないのは、やはり経済的にも精神的にも余裕が無いのでしょうか?
しかし、サガダに近づくにつれやっと、車窓風景に木々と黄色いヒマワリの小型の花があちらこちらに咲いています。それを見て何故か少しほっとします。
サガダも以前は、野焼きで森が少なくなったのですが他の村よりもいち早く植林によって森を取り戻した珍しい村です。森の樹木の多くは「松」です。
竹もありましたが、この地域に竹は少なく、また日本の竹とは違って根元から分岐して成長する株立ちです。

◎森の再生と「グリーンツーリズム」

サガダは、涼しい山奥の立地と森林、そして洞窟や地域文化などを地域資産として「グリーンツーリズム」を村の観光事業としています。
主に西洋人の旅行者を相手に、村民上げて森の散策やトレッキングなど様々なコースが用意されています。
村は、グリーンツーリズムによって森林ガイドや、おみやげ店、ゲストハウスなどの宿泊施設、雑貨店や食堂などが充実しており、雇用や地域商品の製造販売、宿泊などの経済効果が上がっているのを確認できます。
雑貨店で買い物をした中で、驚いたことにブランデーが安かったのです。
700mlのボトルが、現地通貨で50ペソ。日本円で、なんと100円です。
フィリピンで製造されていて、兎に角安い。ちなみに500mlミネラルウオーターが、15ペソ。日本円で30円でした。

◎サガダで「東洋ミツバチ」発見

サガダでは、先行された山本公成さんご夫妻と、浅田氏とその長男(ゆうすけ君)、私たち夫婦が合流して、ゲストハウスに6名で宿泊しました。
サガダには、亜熱帯と温帯のいろいろな花が咲いています。
あちこち眺めていると、ゲストハウスの目の前で朝鮮朝顔に群がるミツバチを発見!
近くで誰かが飼っている「セイヨウミツバチ」と、野生の「東洋ミツバチ」、そして蜂に似たアブが花の蜜を採取しています。
サガダの「東洋ミツバチ」は、日本ミツバチよりも若干小さく、また色が黒いのが印象的です。
東洋ミツバチの養蜂家や、自然巣を探したのですが残念ながら見つけることが出来ませんでした。

◎サガダの小学校での山本公成・ほしこさんらの演奏

ゲストハウスで泊まった翌日、公成さんらは朝から地域のFMラジオに出演をこなして、午後からは近くの中学校で生徒達を相手に演奏会です。
立派な教会の前を通り抜けた、見晴らしの良い場所に小学校はありました。

 

日本から来たミュージシャンが奏でる、竹笛のやさしい詩のような響きは、子供達を魅了します。
前のめりに集中して聞き入る子供達が、何を感じているんだろうと思いながらも、日本人が思う自然やふるさとのイメージが共有されていることを感じました。
音楽はいいな〜。言葉や地理や民族、世代を超えて、人や森までもが響き合っています・・・。

ちなみに、PA(音響調整)は、浅田氏が良い仕事していました。

次回は、「ダータ(DATA)村での野焼き」をご紹介します。つづく