グワン〜グワン〜とうなる脱穀機

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雨が続き・・・三度目の正直。やっと天気になって足踏み脱穀が出来ました。
足で踏むとグワン〜グワン〜とうなる脱穀機。
足踏みのミシンと同じ原理でドラムが回ります。昔、秋にこの音を聞いたことのある人は「懐かしい〜音」といいます。

初めてやってみると、なかなか難しいのです。足で踏みながら稲ワラをドラムに当てるのですが、麦わらに注意を払うと、踏むのがおろそかになってドラムがゆっくりになったり・・。
長く押さえて脱穀すると、小さなワラが沢山出て籾に混ざり、後の「唐箕作業」が大変になります。
このような昔の農具は、使い慣れることで百姓の動作と機械が一体化したときに上手く稼働します。鍬や鎌、スコップも、とにかく慣れながら原理を理解することなんです。
足踏み脱穀した籾には、ワラが混じります。それを取り除くために唐箕(とうみ)を使います。

唐箕(とうみ)は、上から脱穀した籾を入れて少しずつ落としていきます。横から手回し扇風機で風を送り、軽い中味の無い籾やワラは飛んでいき、中身の詰まった籾は、下に落ちてバケツに入ります。
手回し扇風機の回すのが早すぎると、重い籾も飛んだり遅いとワラが飛ばなかったり・・・これも、慣れる必要があります。
籾の重さやワラの重さを感じながら・・・手加減で手まし扇風機を調節します。この重さを感じる・・・これ、なんですね。
農作業を全て機械化すると失われていく「作業感覚」。工業化すると失われていく農作業の実感です!

上の田んぼの餅米と下の田んぼの黒米(古代米)の脱穀が終了しました。
皆がバケツで作った餅米も脱穀終了しました。
画像には出ない方々も含め、友人達のおかげで今年のお米作り作業も一通り終わりました。ありがとうございます。感謝!

脱穀をして残ったワラは、田んぼに戻します。

我が家では、お米を籾のまま保存します。
一般では玄米にしてお米用の冷蔵庫に保存するのですが、そのまま、生きた種籾のまま常温保存します。
そして、1ヶ月に1度必要なお米の分だけ籾外し、精米して食べるようにしています。
お米の鮮度が維持できて冷蔵庫も要らないし、何時でも美味しくいただくことが出来ます。

次は、12月23日の鏡神社の「お餅つき祭」でお会いしましょう!