バリ島のグリーンスクール「Green School」訪問記 (2)

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グリーンスクールの竹を使った「建築ディティール・デザイン」

今回は、グリーンスクールのシンボルと思われる「ゾウタケ」(象竹)を使った建築空間のデザインを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリーンスクールの建築物や道具類を観ると、創設時に多くのエネルギーと費用が費やされたことが分かります。そして、グリーンスクールの開設には明らかに建築家の影響が大きいことが分かります。

実際、グリーンスクールの創設者であるジョン・ハーディー(John Hardy)ら夫妻は、1975年にカナダからバリ島に移住。
バリ島で高額所得層をターゲットとしたジュエリービジネスをおこなって成功しています。
2007年にその権利を売却した資金で、2008年にグリーンスクールを創設するわけですが、その前の準備として2007年にPT Bambu というデザイン会社を開設しています。
学校の建設資金を政府に寄付して、その費用で建設するというやり方です。
グリーンスクールの施設や備品等の製作とデザインを全てPT Bambuで行っています。
ジョン・ハーディーは、ビジネスと自身のやり甲斐を両立した方法を可能にした「やり手!」です。

「ゾウタケ」を使ったユニークな建築とデザインは、伝統的なバリ島の建築と同様に雨期のある熱帯気候とマッチして風通しがよく開放的な空間を創っています。
現代アート風に表現した建築デザインは、世界中から多くの視察者やメディアを呼び込み一躍グリーンスクールを有名にしたのです。
東南アジアのリゾートホテルなどに竹を使ったモダン建築が多く観られていますが、学校を竹を主に行った事例はほとんど無かったのです。
ジュエリーデザインでビジネスを成功させた手腕が「ゾウタケ」デザインでも光っています。
グリーンスクールの「ゾウタケ」による建築デザインの成功により、世界中から仕事のオファーが殺到しているとのことです。