2019年6月 奈良公園北部のビーフォレストにアカリンダニ発症確認!

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アカリンダニ未だに消えず! 大和ミツバチ死す!

この春、ビーフォレスト奈良公園北部の営巣巣がなかなか増えません。
5月、営巣しているが衰弱した巣箱の周りをはいずりまわるミツバチを容器に入れて、冷凍庫へ。
奈良県大和郡山市にある奈良県の家畜衛生保健所へ出す予定が・・・ずるずると伸びて、やっと今週の始めに・・・。アカリンダニの場合、、、、冷凍すると検査がしにくいとのこと・・・早く出さないと!!
しかし結果は、予想通りアカリンダニがいっぱいだった。
奈良県では、あちらこちらにアカリンダニは散在しています。

ちなみにアカリンダニとは、ミツバチ同士で感染する小さなダニで、ミツバチのノドに吸着して寄生します。液を吸って成長して、ミツバチが死ぬと新たなミツバチに移ります。子供を増やしながら・・・
ミツバチは即死しないので・・・苦しそうに巣の周りの地面を這いずり回る状況が生まれます。
野生の日本ミツバチは耐性がありません。
ですから、2015年一気に広がり、私が管理していたニホンミツバチ100群も壊滅してしまいました。・・・
ビーフォレスト・セミナーで何度も説明しているとおり、20世紀はじめに、イギリスで発症して、ヨーロッパ全土に広がり西洋ミツバチは壊滅的な状態に陥り、その後、耐性を持った西洋ミツバチが現れて絶滅の危機を脱したと論文で見ました。
日本には、2010年に長野県で最初に発見(届出)されて・・・現在も全国に広がっています。
輸入した西洋ミツバチからの伝染としか考えられませんね。
・・・ところが、ある論文によると日本ミツバチに発症して、西洋ミツバチは発症事例がない!?・・・とのこと???? おかしい?
西洋ミツバチ養蜂家に聞くと、抗生物質とダニ駆除をやっているので!!!また、発症して死んだり、とりかえしがつかない状況になったら焼却処分するので・・・保健所には届けないとのことです。
アカリンダニ症は、届出伝染病ですから届けなければならないはずなのですが・・・。
届けても焼却してくださいと言われるだけですから・・・と。

なので、日本全国でアカリンダニ症の発生データは非常に偏ったデータしか在りません。
なんと発症データでは無く、届け出た数なのです。
事実、保健所には西洋ミツバチの届出は一切ありません。

日本ミツバチ養蜂家もミツバチ感染病でミツバチが死んでいくのは悔しいはずなのに!日本ミツバチを守ろう!とする会は山ほどあるのに・・・肝心なことには無関心?!とにかく・・・届けて欲しい。
やはり彼らは、蜂蜜だけが目的なのか?
日本ミツバチがいなくなったらどうなるか????その意味を考えて届ける人はほとんどいないのです。

今回の届出も、多分、奈良県下では今年最初の発症事例だと報告されます?!

ですから、アカリンダニ発症の状況把握はなされていないので・・・危機感もなし!本来なら大ニュースなのに!!
何が問題なのか???原因なのか???・・・顕在化しない事が大問題なのです!

私は、西洋ミツバチ養蜂家のずさんな管理、また、保菌状態である西洋ミツバチを薬によって発症を押さえていることから・・・西洋ミツバチ養蜂が問題に上がるべきだと思っています。
そして、保健所の業務システムも大問題です。機能していません。
また、ミツバチを研究している大学や研究機関の先生と呼ばれている皆さん!
このような現象をおかしいと思わないのですかね?
知っているはずなのに!?何故、声を上げないですか?・・・きちっと証明できていないから?
・・・証明できる頃には、日本ミツバチなどのポリネーターは、取り返しの付かない状況になっていますよ!

アカリンダニやウィルス性のサックブルード病について、また、西洋ミツバチ養蜂の歴史や産業の変遷、役割の検証、・・・また、大多数の日本人が、ミツバチの違いが分からないので、その対応さえ分からない「ミツバチの誤解」・・・が大きな問題です。
なんと、日本ミツバチと西洋ミツバチは皆同じだと思っている人が大半です!
この問題が、日本ミツバチを増やすためのビーフォレスト活動の障壁になっていると考えています。

ミツバチの様子がおかしい?
弱ってきた・・・死んだようだ・・・と思ったら、腐らないように早く死体を10~20体ほど容器に入れて・・・時間が無い時は冷凍庫。2~3日ならチルド。そして次の日なら冷蔵庫にいれて・・・家畜衛生保健所に届けてください。
そしてその結果を皆さんのWebやFaceBookにアップしてください。
ミツバチの本当のこと、事実を伝えましょう!