AgriArt「田んぼの様子」04:不耕起自然農法でのお米づくり

このエントリーをはてなブックマークに追加

◎5月初旬の田んぼの様子

苗代づくりが進んでいる最中ですが、田んぼの様子は草ぼうぼうの状態です。
2011年3月11日に東北大震災があり、放射能が日本中を汚染しました。
奈良県も勿論汚染されています。
一昨年から冬期湛水(冬の間も田んぼに水を溜めておくこと)を始めたのですが、昨年は放射能が蓄積するために、水を溜めずに冬を越しました。

◎自然農法の田んぼの肥料は、「米ぬか」と「草」

冬の間、2ヶ月に一度ほどでしょうか、米糠を田んぼに蒔きます。
固まらないように、白く薄く蒔きます。
たくさん冬草が生えますように!と。田んぼに米ぬかを戻すのです。

寒い冬の間にも草は出ます。冬草です。
冬草が、田んぼを緑に被います。
冬草は、4月頃にピークを迎え、あとは徐々に枯れていきます。
5月のこの頃になると、ご覧のように立ち枯れしてきます。
冬草も、夏に生える夏草も季節が過ぎれば枯れていきます。
この草は、田んぼや畑にとっては重要な肥料となります。
草は不要じゃないんです。

しかし、それは、一年で生えて枯れる「一年草」「単年草」の場合です。
多年草や、樹木の芽が出ていれば、その都度抜き取ります。

耕作放棄地を田んぼに再生してやり始める場合、数年は多年草などの除草作業が必要です。
そうすることを続けていくと、穏やかな田んぼに変わってきます。
一年草岳の田んぼでも、毎年草の種類や生え方が変わってきます。
毎年、同じ植生状態ではないのです。
その変化する様こそ、自分たちの田んぼ作りの楽しみです。