なるほど!大和ミツバチの身体の特徴
昆虫である大和ミツバチの身体の基本的な特徴は、(例外もありますが)
身体が頭部、胸部、腹部の3つに分かれていて、
胸部に節のある足が6本(3対)と、4枚(2対)の翅があることです。
しかしクローズアップしてよく見ると、太い後ろ足は、カニのようにしっかりとして、針のような毛が沢山出ています。
この部分に、ミツバチの食物である花の雄しべの花粉を付けて巣まで運びます。そして、その花粉や花の蜜を採取しながら、受粉作業をしています。
目の玉と羽以外、身体全体が沢山の毛で覆われています。
モノに接触したりするので防御の働きや、また雨水などをはじく働きがあります。ミツバチは、花の中に入ると体中の毛に花粉が付いて花粉まみれになり、結果として受粉を手助けしています。
手足の先端は、何にでも捕まれるように小さなトゲが向かい合わせについています。
そして、面白いのがミツバチの舌です。
オレンジ色の舌は、先端に行くに従って細くなっています。
舌は、4つに分かれていて蛸やイカの足のように動きます。
花の蜜を取るときに、毛細管現象を利用してストローのように吸い取ります。
そして、いろいろな花の形にも対応できるように、4つに分かれた舌先それぞれが動くように出来ています。
だから、細かな花からも採蜜できるんですね。