摘み草の会 -03:紙芝居とお点前

食事の後は、吉村基男先生の、野草の話を伺いました。
自然の恵みを受け取る「知恵」の話です。
とにかく、摘み草は自分で再度やってみることですね。
一度に草花は覚えられないです。
ひとつずつ、実感と感動が積み重なって身に沁みていきます。
いつも無関心であった足下にある草花に目を向ける良いきっかけになったようです。

薄茶をいただく間に、若い友人の高田悠生さんが、紙芝居で一息をいれてくれました。高田さんは奈良公園の南、高畑に来てたまたま小道の店に立ち寄り、女将さんと知り合って・・・私と知り合って・・・紙芝居をはじめて・・・子供や大人に出合いながら、歩くことを学んだようです。

とにかく何かをはじめていくと、人やモノや出来事に出合って、繋がっていくんですね。

薄茶をいただきながら、今日はじめてお会いした人たち同士が繋がっていきます。
世代を超えて、自然の恵みに包まれた一日でした。
会の終わるころ、あんなに激しい雨もすっかり止んでいました。

「摘み草の会」は、今年で4度目です。
我が家で、吉村基男さんをお招きしてやっていましたが、今年はオープンな会としてやってみました。

この調子だと、来年もやれそうですね。
吉村基男さん、小道の店の廣さん、高田さん、参加戴いた皆さん、楽しいひと時ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

摘み草の会 -01:豪雨の中での摘み草     摘み草の会 -02:野草の天ぷら