3月末に種下ろし(種まき)してから約2ヶ月近く経ちます。
我が家以外の慣行農(一般的な農法)の稲作は、種下ろしから田植えまでの期間が30日から50日といわれています。田植機用のトレーに、専用の土と化成肥料等を混ぜたところに籾種をまきます。
そして、苗代をビニールで覆い、熱がこもるようにして発芽を促し、発芽と苗の成長をコントロールして、短期的に苗を作るのです。
それに比べ、我が家の自然に任せる農法は、苗作りに約1ヶ月以上余分に期間がかかります。
ポットトレーで育苗を試みた我が家の苗は、のんびり育っています。
狭いポットに根を張りますから1本苗は、どうしても細い苗になってしまいます。
しかし、細いポット苗を田植えした後、活着するとみるみる太く大きく分岐しながら成長するので楽しみです。
苗をよく見ると既に、5葉の苗もあってまずまずの成長具合です。
田植機の苗は、3葉の苗を3〜4本つかんで植えているところが多くありますが、1本植えの自然農法の苗は、出来るだけ大きな苗にして植えることを心掛けています。
5月31日の「御田植え祭」は、儀式として行いますので本格的な田植えは、苗をもっと大きくなった6月中旬を予定しています。
少し早い「御田植え祭」ですが苗の成長はまずまずなので、ほっとしています。