5月のアシナガバチは、女王蜂が一匹で直径5センチほどの小さな巣を作って、働きバチを育てます。
天井にぶら下がる腕のような支えをつくって、それに巣を取り付けます。
コウモリ傘が逆さになったような不思議な形。
これが夏になると手のひらぐらいの大きさまで、その働きバチが巣を大きくします。
大きくなったアシナガバチの巣に人が近寄ると刺すことがよくあります。
小さな子供は、それとは知らずに・・・。
そのような場所では、小さな巣の時に可愛そうですが棒きれでたたき落として逃げましょう。
小さな巣の時は、女王蜂一匹ですから・・・。
女王蜂が、巣の中の幼虫をじっと守り育てる姿、身を挺して守る雰囲気は、・・・どの生物も共通するものですね。
アシナガバチは、小さな昆虫や大和ミツバチを襲う肉食ですが花の蜜も採ります。
森の木々や生物にとっても重要な生態系の一員です。