「ミツバチと森をつくる会」ビーフォレスト・クラブとは?
★NPO Bee Forest Club(2020)案内パンフレット→
★2020.04〈創刊号:年刊〉ミツバチと森をつくる仲間たち→
★ NPO Bee Forest ClubのFaceBook見る→
●2020年1月 NPO法人 ビーフォレスト・クラブの新しいHP出来ました。「ミツバチと森をつくる仲間たち」 https://www.beeforest.jp/ HP→
★入会希望者は、事務局へ電話、メールでご連絡ください。
NPO BeeForest Club事務局 大和ミツバチ研究所内
〒630-8301 奈良市高畑町445-1 TEL.0742-31-7755
kumogatoあbu@gmail.com 左記のメール「あ」を除いて送信ください。
また、→【自然養蜂観察会(無料)】に一度ご参加下さい。
「ミツバチと森をつくる会」ビーフォレスト・クラブは、
自然林が激減して、大和ミツバチ(ニホンミツバチ)の餌場と共に棲める洞のある木も激減していることから、森に巣箱を置く活動をしています。
大和ミツバチ達(ポリネータ)が増えると、森の草木や農作物の授粉率が高くなってたくさんの実ができます。
そうすると動物たちも里に下りない広葉樹の豊かな森が増えます。
そして、授粉率が上がると多くの野菜や果樹の農作物の生産にも大きな貢献が出来ます。
古代から日本の森を創ってきた代表的な大和ミツバチと自然環境との繋がりを伝えながら、大和ミツバチの保護と増殖環境作りを行っています。
▶動画:2016年8月23日 NHK奈良ナビ、「夏空を舞うニホンミツバチ」放映→
◎受賞・助成などの実績
▶2016年度 生物多様性アクション大賞で入賞選定されました→
▶2017年〜2018年度 トヨタ環境活動助成プログラムに選定されました→
▶2019年〜2020年度 トヨタ環境活動助成プログラムに選定されました→
さバチが森をつくる ビーフォレスト・クラブ ビー・フォレスト・クラブ
◎大和ミツバチを増やして、日本の森と農業を再生しよう!
「ミツバチを通じて森の環境を考える会」Bee Forest Club(ビーフォレスト・クラブ)
奈良公園や春日山原始林に棲む野生の「大和ミツバチ」は、太古の昔から森と共に生きてきました。
ミツバチ(送粉者:pollinator)は、木草木の花に受粉してドングリなど「森のいのち」を創ります。
新たな森が生まれ、動物たちも養い、農作物へも大きな貢献をしています。
自然の森が減少する中、私達は、大和ミツバチを増やして豊かな森づくり、そして、農作物生産への貢献を行っています。
※送粉者:pollinator(ポリネーター)
ビーフォレスト・クラブでは、ポリネーターの役割が大きいと考えられる大和ミツバチを中心に、その保護育成と共に、多くのポリネーターのための森林再生活動を目指しています。
●ミツバチおじさんの森づくり →
2019年11月27日に出版しました。ビーフォレスト・セミナーの基本テキストです。
▼あなたの町の「ミツバチと森をつくる」Bee Forest MAP 地図参照→
豊かな日本の森や農村を大和ミツバチと共に取り戻そう!
近畿地方へ、そして全国に「ミツバチと森をつくる」BeeForest活動拠点が拡大しています。
●ビーフォレスト+プラスしませんか?
森づくり企業や組織、環境活動、里山再生活動、自然観察会、学校などのみなさまへ
あなたの活動に+プラス「ミツバチと森をつくる」活動しませんか?
ビーフォレスト+プラス 詳細説明→
▼Bee Forest Clubミツバチと森をつくる仲間を募集します!
「もしミツバチが、いなくなったら人類は、滅亡する・・・」(アインシュタイン)という言葉をあなたは信じますか?
大袈裟な!と思うかも知れません。ですから事実を確かめましょう。
木を植えるだけでは森は出来ないことをご存じですか。
スギやヒノキの森には、動物が棲めないことをご存じですか。
植林の森を守る本当の意味をご存じですか。
ミツバチの大量死は農薬を止めるだけでは止まらない・・・。
ミツバチと森の関係や、ハチミツ、農業など誤解や間違いだらけです。
日本で言う「森林」は、森が自然林で、林が人工林と解釈されます。日本の森林比率は、国土の67%で世界の第三位です。このことを林野庁は、森林として広めています。
しかし、人工林などがその50%を占めることから実際の森は、国土の1/3なんです。
人工林には、ドングリなどの食物がないので動物は棲めない。虫もほとんど棲めないのです。これを森と言ってはいけない。自然の森と言ってはいけない。
とにかく日本の森は、激減している。
森林を守る意味は少なくともふたつあることを理解しなければ成りません。
ひとつは、自然の環境を守る自然林の再生です。もう一つは、林業という産業です。
貴方は、どちらを守りたいですか?
現在の本当の状況と事実を知ることからはじめましょう。
私たちの子供や未来のために!
◎日本の森には大和ミツバチがいる
日本には、古代から野生種の大和ミツバチ(ニホンミツバチ)が棲んでいました。
ミツバチには、大きく分けて西洋ミツバチと東洋ミツバチの二種類があります。
そして、日本に生息しているのは東洋ミツバチで、大和ミツバチは、その亜種(同類)なのです。
大和ミツバチは、山野の大木の洞などに棲む野生の蜜蜂で日本全国で原始的な養蜂が営まれていました。しかし、1877年(明治10年)に沢山の蜂蜜を集めることが出来るように改良された「西洋ミツバチ」が欧米から導入されました。飼育しやすく大和ミツバチよりもたくさん蜜が採れる西洋ミツバチ養蜂は、一気に国に広がりました。
それによって、採蜜に効率が悪いうえに、よく逃げる大和ミツバチの養蜂は衰退し、激減しました。そして、大和ミツバチの生息地域もより山深い地域に追いやられました。
現在、私たちが普段目にする蜂蜜は、ほぼ西洋ミツバチのものです。その中でも中国産がほとんどで、国内産はその5%程しかありません。そして、オリゴ糖など加えたり、発酵しないように加熱処理されビタミンやミネラルなどの栄養素が破壊されてしまった蜂蜜も多く出回っています。
西洋ミツバチは、花の蜜を沢山集めるために改良・飼育されたこともあり、「レンゲ」や「アカシヤ」などその季節の花蜜を集めることから年に五〜八回採蜜が出来ます。
一方、大和ミツバチ(ニホンミツバチ)は、身体も小さく花の蜜を沢山集めるには、長い期間が必要です。ですから、大和ミツバチの蜂蜜は、普通年一回しか採取出来ません。一年を通してさまざまな自然の花から蜜を集めるため、それが「百花蜜」と呼ばれる所以です。
ところで、ミツバチの働きは、花の蜜を集めるだけではありません。
西洋ミツバチは、温室イチゴ栽培に代表されるように園芸栽培や果樹には、無くてはならない受粉作業者です。そして、大和ミツバチは、山野の被子植物のブナ、コナラ、椎、マテバシイなどドングリを実らせるために受粉したり、果樹園や農園にやってきて受粉作業をしています。
被子植物とは、生殖器官として雄しべと雌しべがあり、雄しべで花粉粒が、雌しべの中で胚珠がつくられます。
これらが受粉して、種子と果実になります。
被子植物は、約1億5千年〜2億年前の中生代ジュラ紀ごろに出現したと考えられており、受粉を助けるミツバチも同じ時代を経て、現代に至ったと考えられています。人類の起源と言われる霊長類(お猿さんなど)が出現したのは今から約6500万年前、人類と類人猿が分かれたのが約500万年前と言われていますから、ミツバチは、人間の遙か昔から生息していたのですね。
ミツバチは、花の蜜と共に、ミツバチ幼虫の餌として雄しべの花粉を集めます。その時に、雄しべに集めた花粉が着く(受粉)のです。地球上でミツバチは、その習性から受粉という役割を担っており、私たちの環境や産業、生活に大きな影響を及ぼしています。
ミツバチがいなくなると受粉作業が出来なくなり、野菜、果物、木の実が激減し、農作物は不作になり、ドングリなど山野の動物の餌が少なくなって動物が生存できなくなります。そして、ドングリなどの不作は、森や林の植生が偏り新陳代謝が途絶えてしまうでしょう。
ですから、ミツバチの保護とその環境の研究は、人間社会を支えている自然の循環を維持するためにも重要なのです。
◉Bee Forest Club活動の主旨
「ミツバチを通じて森の環境を考える会」Bee Forest Club(ビーフォレストクラブ)
太古から日本の森に棲む「大和ミツバチ」(ニホンミツバチ)は、草木に授粉して豊かな森をつくっています。
そして、日本の長い伝統文化や生活基盤を「森」がつくってきました。
しかし、このような日本の森が激減していることは、あまり知られていません。
ミツバチがいない森はドングリも少なく動物たちも棲めなくなります。また、川や海の生物も減って、農業や魚業も立ち行かなくなってしまいます。
Bee Forest Clubは、この現実を伝えながら日本の森を「大和ミツバチ」と共に保全、再生する活動を行っています。
◉活動内容
〓「大和ミツバチが森をつくる」事実を知ること、伝えることからはじめましょう
〓「大和ミツバチと森をつくる」誰でもできる自然養蜂の実践と普及
〓誰でもできる自然林の保全と再生活動
◉会員の種類と入会について
(1)正会員 当会の目的に賛同し、入会した個人(BeeForest活動会員・議決権を有する)
(2)賛助会員 当会の目的に賛同し、賛助の意思を持つ個人及び、団体(議決権を有しない)
入会希望者は、事務局へ電話、メールでご連絡ください。
Bee Forest Club事務局 大和ミツバチ研究所内
〒630-8301 奈良市高畑町445-1 TEL.0742-31-7755
kumogatoあbu@gmail.com 左記のメール「あ」を除いて送信ください。
また、→【自然養蜂観察会(無料)】に一度ご参加下さい。
◉年会費
(1) 正会員(個人) 年会費 5,000円
サポート会員(個人) 年会費1口 2,000円
ジュニア正会員(高校生以下個人) 年会費3,000円
正会員(団体) 年会費20,000円以上
(2) サポート会員(団体) 年会費1口20,000円以上
特別サポート会員 (個人また特別団体) 年会費1口 100,000円以上
▷会員期間は、毎年4月1日より翌年の3月31日の1年間です。
▷会費及び、活動収益は全てBee Forest 活動に充当します。
★ビーフォレスト・クラブの活動は、全て営利目的ではありません。
上記の内容は、変更される場合があります。
Bee Forest Club事務局 大和ミツバチ研究所内
〒630-8301 奈良市高畑町445-1 TEL.0742-31-7755